1997-08-22 ArtNo.11725
◆<馬>マラッカ州政府、サテライト・パネル製造合弁に関心
【マラッカ】マラッカ州政府はコンポジット・テクノロジー・リサーチ・マレーシア(CTRM)とともに、サテライト・パネルの製造合弁事業に参加することを検討している。
マラッカ州政府のアブ・ザハル・イスニン首席大臣が20日、イーグル・エアクラフト・マレーシアSdn Bhd(EAM)工場を視察した際語ったところによると、CTRMは米国企業との関係合弁事業にマッラカ州政府の参加を求めており、このため同相はマラッカ州開発公社(MSDC)に事業化調査とMSDC傘下のいずれの子会社を同プロジェクトのパートナーにするか検討を指示した。もし同合弁が実現すればマレーシアは東南アジアで最初にこの種のプロジェクトに参加することになると言う。
CTRMのチェン・リップキョン重役(CEO)によると、同社は米国ロスアンゼルス拠点のCOI Pty Ltdと関係合弁協議を進めている。当初の必要コストは600万米ドルと見積もられ、マラッカに製造拠点が設けられる見通しだ。
CTRはこの他、米国ロッキ-ド・マーチンとも複合素材事業に関わる最終的な協議を進めている。
なお航空機イーグル150に対する米国連邦航空局(FAA)の認可はまだ下りていないが、今週月曜にはFAAの5人の代表が、マラッカ州バトゥ・ブルンダムのEAM工場を視察しており、間もなく認可される見通しだ。また昨年11月には、オーストラリア民間虚空安全局(CASA)の認可を獲得したと言う。(STAR:8/20)
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