1997-08-22 ArtNo.11721
◆<星>ン・テンフォン氏、シノランドとフラートンに一番札
【シンガポール】シンガポールの代表的な歴史的建築物に数えられるシンガポール・リバー河畔のフラートン・ビルを含むフラートン・スクエアの再開発入札が20日締め切られ、香港の上場会社シノ・ランドの完全出資子会社ベイシロンと地元の不動産王ン・テンフォン氏傘下のオーチャード・パレード・ランドが共同で、1億1000万Sドルの一番札を入れた。
昨年、シティ・デベロップメンツとリパブリック・ホテルズ&リゾーツは、同地に5550万Sドルの一番札を投じたが、入札を募集した都市再開発局(URA)は同価格に満足せず、入札条件を改め再入札を募集していた。今回シティとリパブリックの応札価格は8080万Sドルで3番目だった。シノ・ランドのロバート・ン・チーション会長は香港のペニンスラ・ホテルを所有する香港上海ホテルズの重役でもある。(ST,BT,LZ:8/21)
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