1997-08-21 ArtNo.11713
◆<馬>サンダ、マイクロエレクトロニクスに照準
【クアラルンプル】Sanda Plastics Industries Bhdは、赤字経営のリゾート開発子会社Desa Utara Sdn Bhd(DUSB)を売却し、マイクロ・エレクトロニクス・ファブリケーション及びハイエンド・プラスチック事業に照準を合わせる。
サンダのアハマド・ズハディ会長及びジェリー・プン重役(CEO)が19日催された特別総会後語ったところによると、目下某外国企業とマイクロエレクトロニクス関連の技術協定の締結交渉を進めているが、当初は単独出資方式を採用する。同社は最近、マイクロエレクトロニクスとシステム・コンポーネント関連事業に力を集中する方針を発表しており、ハイエンド・プラスチック部品の製造も手がけると言う。
この日の総会ではDUSBの額面1Mドルの株式200万株を300万Mドルで、プルワジャ・スチールの会長も務めるアブ・サヒド・モハド氏に売却することが承認された。DUSBはクダ州のレーク・プドゥのホリデー・リゾート開発に当初見積もりの1800万Mドルを大幅に上回る3000万Mドルを投じたにも関わらず、予想される将来黒字転換する見通しが立っていない。従って同社の権益の売却により、サンダは財政逼迫状態から解放されると言う。この日の総会はまた社名をサンダ・インダストリーズBhdに改めることも承認した。(NST,MBT,STAR:8/20)
|
|