1997-08-21 ArtNo.11705
◆<星>シングテル、次世代ネット・プロトコルに投資
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)はインターネットの現行プロトコル“IPv4”に替わる次世代プロトコル“IPv6”を同社傘下シングネットのネットワーク・インフラに積極的に導入していく方針だ。
シングテルのリョン・シンルン副社長補(マルチメディア業務)によると、IPv6は1995年8月に米国デジタル社が発表した新プロトコルで、Alphaプラットフォームの64ビット・デジタルユニックス上で用いられ、IPv4より30%高速な上、IPv4を使用しているプロバイダが抱えるアドレス・スペース不足の問題も解消できる。シングテルのインフラ・アップグレードに今年投入される2000万Sドルの予算の一部がIPv6の導入に用いられると言う。(BT:3/20)
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