1997-08-20 ArtNo.11698
◆<馬>地場ラベル会社に2度目のパイオニア・ステータス
【クアラルンプル】東南アジアをリードする地元自動ラベリング・システム会社のKomarkcorp Bhdは、独自開発した携帯ラベラー、2色刷輪転機、リワインダー・スリター、検査システムに対するパイオニア・ステータスを認められた。
コマークコープのコー・ガクシオン会長兼MDが18日催された、クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指す公募抽選会の席上明らかにしたところによれば、同社はこれら4製品の開発に200万Mドルの資金と2年間を費やした。同社は今後も年間平均100万Mドルを研究開発に投じる方針だ。コマークコープは1990年にも自動ラベリング機器、ラベル・ディスペンサー、プリンターの開発でパイオニア・ステータスを認められている。
新製品4品目は既に製造作業が進められており、同社のKLSEデビュー後の来月半ばから続々市場に投入される。現在製品の73%は国内市場に向けられ、残りはシンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、インド、スリランカ、パプアニューギニア、中国、香港、日本、米国、中東に輸出されている。来年はタイに製造拠点を設ける計画だ。同社は328万6000株を1株3.70Mドルで公募、161.67倍の応募超過を記録した。(NST,STAR:8/19)
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