1997-08-20 ArtNo.11695
◆<馬>プロドゥア/プロトンをリンクアップ:UMW会長
【クアラルンプル】第2国産車メーカー、プルサハアン・オートモビル・クドゥアSdn Bhd(プロドゥア)の最大株主(38%)UMWホールディングズBhdのラマ・ジャマリ会長は、規模の経済性と効率アップの上から一部の自動車メーカーを、第1国産車メーカーのプルサハアン・オートモビル・ナシオナルBhd(プロトン)に合併するよう提案した。
同氏によると、2003年のASEAN自由貿易地域(AFTA)の形成に伴う競争過熱に備え、プロドゥアとプロトンはその経験とリソースをシェアする必要がある。プロドゥアの経営陣はプロトン経営陣と、総合的提携の機会やそこから得られる利益について、しばしば意見を交換している。AFTAに向け2社は相互補完できる領域を見いだし協力体制を強化せねばならない。
プロドゥアは間もなく研究開発(R&D)活動に多額の投資を行うが、投資の成果をプロトンとシェアするなら、投資効率やコスト効率を高めることができる。プロドゥアはまたプロトンの国内ディストリビューション網を利用してその製品を販売することも可能と言う。(STAR:8/19)
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