1997-08-20 ArtNo.11690
◆<星>ケッペル、港湾局とメガ・ウォーターフロント開発
【シンガポール】政府系複合企業のケッペル・グループとシンガポール港湾局(PSA)はテロック・ブランガのワールド・トレード・センター(WTC)に隣接する52haの土地に共同で住宅、オフィス、店舗等を建設するウォーターフロント開発事業に乗り出した。
ケッペルが単独で行う住宅開発だけでも約2000戸のアパートが建設され、シンガポールの民間不動産会社が行う住宅開発プロジェクトとしては過去最大のものになる。同プロジェクトは来年末に着工される。
ヨー・ニンホンPSA会長とともに共同開発覚書に調印したケッペルのシム・キーブン会長は、PSAとの戦略的パートナーシップは国内だけでなく、域内にも拡大されると述べる一方、他の投資家の同プロジェクトへの参加も歓迎すると語った。
一方、PSAは5月1日、WTC敷地の再開発マスタープランナーにオーストラリアのコックス・グループを指名したが、同マスタープランは来月完成する予定だ。(ST,BT,LZ:8/19)
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