1995-04-07 ArtNo.1169
◆<馬>ビントゥル港、M$150億発電事業の主役に
【ビントゥル】サラワク州の深水港ビントゥルは150億Mドルのバクン水力発電事業の主役を務め、急速な発展を遂げる見通しだ。
ビントゥル開発局(BDA)がその広報紙ブリタ・ビンダ紙上で明らかにしたところによれば、6億Mドルを投じてバクンとビントゥルを結ぶ全長110キロのトゥバウ/ビントゥル・ロードが建設される予定で、同港はバクン開発事業のゲートウェイを務めることになる。バクン事業の資材/設備の輸送基地としてばかりでなく、一旦バクン水力発電所が稼働し、サラワク州の経済成長が加速されれば、港湾需要も更に拡大する見通しだ。最近第2液化天然ガス(LNG)埠頭が稼働したばかりだが、こうした需要に応じるため同港は施設の拡張を更に加速する方針と言う。(NST,BT:4/6)
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