SEAnews 1997-08-19 ArtNo.11683

【クアラルンプル】子会社ＩＣＢマシーナリズSdn Bhdを通じてオーストラリア企業からスーパー・バイク“グリファン・レジャンド”の知的所有権と世界市場における流通権を買収したInstangreen Corp Bhdは、製造拠点をオーストラリアからマレーシアに移すとともに、国内市場の他、日本、オーストラリア、欧州市場の開拓も図る。
不動産開発を中核とするインスタングリーンのエドワード・テイ・コクワ重役(ED)によると、1400ＣＣのＶツイン・エンジンを搭載したグリファン・レジャンは、4段変速のクラシックと5段変速のワイドの2モデルを有し、マレーシアでは1台8万5000Ｍドルで販売する。パハン州ブントンの2.84ｈａの土地に設けられた工場では目下試験生産が開始されており、フル稼働時には年間400～500台が製造される。目下の国産部品使用率は30～40％だが、地元コンポーネントの比率を一層高める。同社はフランチャイズ方式により海外市場を開拓する計画だ。(MBT:8/18)