1997-08-18 ArtNo.11667
◆<馬>バクン事業遅延すればTNBの未来計画にも影響
【クアラルンプル】電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)は、バクン水力発電ダム・プロジェクト(総コストM$150億/2400MW)が遅延すれば、その事業計画を大幅に修正せねばならない。
TNBのアハマド・タジュディン会長によると、同社はダム事業にともない、10億Mドルを投じて送電線網を建設するが、ダム・プロジェクトの遅延は金融問題を生じさせ、また新たな電力供給源を確保する必要も生じさせる。TNBはタンジョン・スディリ/ヨンプン及びジョホール州のブキバト間に来年から3年をかけて500kv(キロボルト)の送電線を敷設するが、同工事はバクンからの電力供給が確認された後、初めて着工されると言う。(MBT,ST:8/16)
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