1997-08-16 ArtNo.11654
◆<馬>DRB-Hicom、故ヤハヤ会長令嬢に重要ポスト提供
【クアラルンプル】DRB-Hicomグループは故ヤハヤ・アハマド会長の長女ヤティナ・ヤハヤ女史に重要ポストを提供する方針だ。
DRB-Hicomのサレー・スロン会長によると、ヤティナ女史を含めヤハヤ前会長の遺児はDRB-Hicomグループの重要な役割を担う機会を提供されねばならない。しかしヤティナ女史はまだ25歳で、最近子供ができたばかりのため、準備期間を与える必要がある。またDRB-Haicomグループには様々な企業が存在するため、性急に事を運ぶべきでなく、一定のスケジュールに基づいて段階的に進め、ヤティナ女史の成長を待つ必要がある。
DRB-Hicomの管理職がヤティナ女史の重要ポスト就任で脅威を受けることはなく、ヤティナ女史はむしろ補完的な役割を果たす。サレー氏はヤハヤ氏の遺児が成長すれば、同氏自身のポストも影響を受けるとの巷間の噂を否定、「人々は株主構造を理解していないが、ヤハヤは主要株主の1人に過ぎず、自分も十分なシェアを保持している」と語った。(STAR:8/15)
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