1997-08-16 ArtNo.11646
◆<星>エグゼク・コンド用地入札価格24%ダウン
【シンガポール】エグゼクティブ・コンドミニアム用地3区画、1)ホーガン(240748/722243:敷地/最大床面積・単位平方フィート以下同様)、2)ジュロン・ウェスト(397461/1112890)、3)ウッドランズ(355212/994549)の入札が14日締め切られたが、トップ入札価格は、前回のエグゼクティブ・コンドミニアム用地2区画の入札価格に比べ24-30%も低く、入札件数も3区画合計13件と、前回の2区画合計32件を下回った。
昨今のシンガポール住宅市場の冷却化を象徴する入札結果になったが、アナリストらは現実的な価格レベルで、自家用住宅の購入者にとっては朗報と評している。
ホンリョン・ホールディングズとその上場不動産子会社シティー・デベロプメントはウッドランズとホーガンの区画に、それぞれ1億8000万Sドルと1億4380万Sドルの一番札を入れ、ジュロン・ウェストの区画には政府系ピデムコ・ランドが1億7390万Sドルの最高価格をオファーした。これらからすると、総床面積を基準にした1平方フィート当たりの土地コストは各180.99Sドル、199.10ドル、156.26Sドルとなり、コンドミニアムの平方フィート当たり売り出し価格は400~450Sドルになりそうだ。
某アナリストは、今回トップ入札したデベロッパーはいずれも地元市場に通じた経験豊富なプレーヤーであるとし、エグゼクティブ・コンドミニアム市場は今後平方フィート当たり450Sドル・レベルで安定するものと予想した。(ST,BT,LZ:8/15)
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