1997-08-15 ArtNo.11636
◆<馬>米国Xylan、MSCにR&Dラボ開設
【クアラルンプル】ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、非同期転送モード(ATM)、仮想LAN領域におけるスイッチ技術で業界をリードする米国カリフォルニア拠点のXylanコープは、地元企業IGDハイテク・コープSdn Bhdと共同でマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)にマルチメディア研究開発(R&D)ラボを設け、情報技術(IT)製品の開発を手がける。
XylanのDavid Keane主任(マレーシア/タイ担当カントリー・マネージャー)が13日催されたIGDとのパートナーシップ協定調印式後語ったところによると、同社はラボを通じて地元企業にIT製品の検査や開発の便宜を提供する。
ブキ・ジャリル・テクノロジー・パークの2500平方フィートの土地に建設中のラボは今年末の完成を目指して、目下マルチ・サーバーやコンピューター・ネットワーク設備の据え付けが行われている。こうしたソフトウェアやIT設備のコストは100万米ドル前後と見られる。ラボはスイッチ関連インフラの構築や管理のための訓練施設として、また電気通信ネットワーク間の互換性テストの施設として機能する。
一方、メスダック登録を準備中のIGDの年商は今年度の400万Mドルから来年は2倍に拡大する見通しだ。同社は目下、10億Mドルのスガイ・ブル・ホスピタル、デサル・リゾート、KL国際空港インフォキオスク等のプロジェクトにコンサルタント・サービスやマルチメディア・ソルーションを提供している。
またXylanの年商は一昨年の2970万米ドルから昨年の1億2850万米ドルに急増したと言う。(STAR,NST,MBT:8/14)
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