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1997-08-15 ArtNo.11631
◆<星>ベトシン工業パークに訓練センター/発電所設置
【シンガポ-ル】ベトナム・シンガポール・テクニカル・トレーニング・センター(VSTTC)と120MW(メガワット)のキャプティブ発電施設が、総開発コスト2億1000万米ドルのベトナム・シンガポール・インダストリアル・パーク(VSIP)の魅力を増進するものと期待されている。
シンガポールのジョージ・ヨー第2通産相兼芸術文化相とベトナムのチャン・スアン・ザー計画投資相は14日、総コスト1000万SドルのVSTTC設立覚書を交換するとともに、発電所の試運転に立ち会った。
VSTTCはVSIPの第1期工事が完成する来年9月に最初の学生を受け入れ、毎年約100人の技術労働者をVSIPテナントに供給する。VSIPテナントはVSTTCの学生を卒業後5年間雇用する優先権を認められる。一方発電所は、工業パークの全需要に応じることができる。
ホーチミン市から20キロのBinh DuongにおけるVSIPの建設工事は去る7月にスタート、第1期工事では124ha、第2期工事では191ha、最終的に3期合計500haの工業団地が造成される。
これまでに10カ国の22社が2億5000万米ドルの投資を約束している。第1期分の用地が全て売約されたことから、第2期工事が予定を1年早めて着工された。今年末には最初のテナントが操業を開始する見通しだ。
これまでの大統領/党書記/首相の3頭政治から新指導体制への移行期を迎えたベトナムに対して外国投資家は観望姿勢を見せている。加えて非効率な銀行システムも災いし、VSIPへの投資もやや停滞気味だ。しかし来月には中央政府の新体制が確立するものと見られるため、第1期工事が完成すれば、新たな投資ブームが到来するものと、VSIP幹部らは期待している。(ST,BT,LZ:8/14)
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