1997-08-14 ArtNo.11627
◆<印度>HPCL、マンガロール製油所拡張に363クロー注入
【ムンバイ】ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtd(HPCL)は、マンガロール・リファイナリー・アンド・ペトロケミカルズLtd(MRPL)が3690クローを投じて、その設備能力を3倍に拡張する計画に、転換社債の引受を通じ363クローを注入する。
同転換社債が株式に転換されれば、HPCLのMRPL持ち分は37.38%にアップする。HPCLのパートナーAVビルラ・グループも同額の転換社債を引き受ける見通しだ。
カルナタカ州マンガロールの当該製油所は、HPCLがインディアン・レーヨン・アンド・インダストリーズ、Grasimインダストリーズ、インド・ガルフ・ファティライザーと共同で2696クローを投じて建設したもので、昨年3月に稼働、現在の設備能力は年産300万トン。
HPCLはサウジ・アラムコとも各26%を出資、パンジャブ州Bhatindaに年産600万トンの製油所を建設する計画で、目下同キャパシティーを1200万トンに拡張する事業化調査も進めている。また同製油所に隣接して800MW(メガワット)の発電施設も設けられる。HPCLはVizag製油所の年間キャパシティーを450万トンから750万トンに拡張する計画も進めており、こちらは来年6月の完工が予定されている。(IE:8/13)
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