1997-08-13 ArtNo.11610
◆<印度>国営送電会社、長距離電話事業で非公開入札
【カルカッタ】パワー・グリッド・コーポレーションLtd(PGCL)は初の1000クロー長距離電話事業のパートナーを決めるため、AT&Tコーポレーション、スプリント・インク、デーニッシュ・テレコムの3社に入札を求める方針だ。
PGCLは、その送電インフラを利用し、ハイデラバードを中心にムンバイ、デリー、カルカッタ、チェンナイの5都市をリンクするSDH(シンコロナス・デジタル・ヒエラルキー)電話網を構築する計画で、関係省庁次官委員会(COS)の認可を得た後、英国ナショナル・グリッドの子会社Energiesに詳細計画報告書(DPR)の作成を依頼するもようだ。COSの認可は近く下りる見通しだが、PGCLが長距離電話サービスの経営を認められる可能性は少なく、同社は電話網を電信局(DOT)にリースするものと見られる。
PGCLの他、ザ・レイルウェーズも電話事業に乗り出す準備を進めているもようだ。(ET:8/12)
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