1997-08-12 ArtNo.11593
◆<馬>Zanwa、シーメンスの協力下に変圧器製造
【クアラルンプル】ブミプトラ企業Zanwa Sdn BhdはシーメンスAG及びクロアチア企業Koncar Electrical Industries(KEI)の技術支援下にASEAN域内で初めて最大275KV(キロボルト)の変圧器の製造に乗り出す。
Zanwaのイル・ザイナル・アビディン・アブドラ重役(MD)が7日催された関係技術移転協定調印式後語ったところによると、関係プロジェクトには6000万Mドルが投資され、来年からウェスト・ポートの工場で製造が開始される。
当初プルモダラン・ウサハワン・ブミプトラBhdが30%、Zanwaが30%、メイバン・ベンチャーズSdn Bhdとコマース・アセット・ベンチャーズSdn Bhdが各20%を出資するが、製品輸出が開始された時点でシーメンスが2ベンチャー・ファンドの持ち分を引継ぎ30%出資する。
製造業務は当初クロアチアで手がけられるが、マレーシア人の訓練の進捗にともない、ウェスト・ポート工場に移転される。同工場の当初キャパシティーは2000KVで、最終的に5000KVに引き上げられる。製品は当初2年間は国内市場に供給され、3年目には20~30%が輸出される。
Zanwaは132-275KVの変圧器製造のライセンスを発給されており、電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)が500kv変圧器の使用を開始した時点で、500kvの製品の製造も手がけると言う。(NST,MBT,STAR:8/8)
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