1997-08-11 ArtNo.11579
◆<馬>ペトロナス、BASFとUS$7億石化事業契約
【クアラルンプル】国営石油会社ペトロナスは8日、ドイツの総合化学会社BASF AGとパハン州グブンに7億米ドルを投じてアクリル酸、エステル、オキソ・アルコールの製造施設を建設する40:60の合弁契約を結んだ。
新施設は2000年に稼働、年間16万トンのアクリル酸、同10万トンのアクリル酸塩(エステル)、同6万トンの2エチル・ヘキシル・アクリル酸塩、同2万トンの氷アクリル酸塩を製造する。
2001年に稼働予定のオキソ・アルコール工場では、年間8万トンの2エチル・ヘキシル、同4万トンの無水フタル酸、同10万トンの可塑剤が製造される。
これらのプロジェクトに必要なプロピレンは隣接したペトロナスのプロパン脱水素化プラントから供給される。両工場の製品は、同地の石油化学下流部門工場で原料として使用される他、主にASEAN域内の急増する需要に応じる。
一方、BPケミカルとペトロナスは事業化逃散の結果、マレーシアにおける酢酸製造合弁事業を進めることを決定したと言う。(STAR,NST,ST,BT,LZ,IE:8/9)
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