1997-08-08 ArtNo.11560
◆<馬>グローブトロニクス、年商M$7000万見込む
【ペナン】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すグローブトロニクス・テクノロジーBhd(GTB)の営業額は創設当時1991年の200万Mドルから昨年の5500万Mドルに拡大、今年は7000万Mドルを見込んでいる。
GTBのMichael Ng Kweng Chong重役(MD/CEO)が6日記者会見したところによれば、半導体の契約製造や先端セラミック集積回路(IC)のパッケジングを手がける同社は2000年までに半導体のターンキー製造やハイエンド検査業務に進出を図る。グループの累積投資は1億5000万Mドルを超え、向こう数年年率15%の成長が見込める。
グループ傘下にはスミトモ・メタル・エレクトロニクス・デバイシス・インク(SMI-ED)との49:51の合弁会社SMCi Globetronics Technology Sdn Bhd(SGT:テクニカル・セラミック・サブストレート/パッケージング)、同上20:80の合弁会社SNCi Globetronics Technology Industries Sdn Bhd(SGTI:セラミック・ピン・グリッド・アレイICパッケージ)、GTBが65%出資するISO Technology Sdn Bhd(精密はんだ付け/ニッケル・メッキ/精密電気メッキ)、完全出資のShingtek Sdn Bhd(消費用電子製品)を有する。
GTBは額面1Mドルの800万株を1株3.80Mドルで公開、内400万株が一般公募され、200万株はブミプトラ投資家向け公募に付される。残りの200万株は社員や役員のために留保される。既に証券委員会の認可を得、11月の上場を目処に準備を進めていると言う。(NST,STAR:8/6)
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