1997-08-07 ArtNo.11544
◆<星>基本通信事業入札者は既存ネットワークの賃貸も可
【シンガポール】基本電気通信事業ライセンス入札者は、必ずしも数十億ドルを投じて独自の通信幹線網を設ける必要はなく、既存のオペレーターからリースすることもできる。
シンガポール電信局(TAS)はビジネス・タイムズの質問に対して以上の回答を行った。それによるとTASは独自のネットワーク構築を奨励しているが、同水準の技術を用いたネットワークを各社が重複して設けるのは浪費であり、TASはシンガポール・テレコムとシンガポール・ケーブル・ビジョンにインフラ施設のリースに応じるようアドバイスしている。ネットワークの接続に関しては物理的にも価格面でも公正が維持されるため公衆基本電気通信サービス(PBTS)業者はそれ自身の判断に基づき、独自のネットワークを構築するか、既存施設をリースするか決定することができると言う。(BT:8/6)
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