|
1997-08-07 ArtNo.11541
◆＜星＞ＪＴＣ、既存本部の１０％の敷地の新本部ビル建設
【シンガポール】ジュロン・タウン公社(JTC)は12ｈａの敷地に建てられた既存の本部ビル向かいの僅か0.8ｈａの土地に32階建ての新本部ビルを建設、“21世紀の工業用地計画(IP21)”が標榜する土地の有効利用の範を示す。
リー・ヨクスアン通産相は5日催された1億6500万ＳドルのＪＴＣ新本部ビル起工式の席上、10分の1に満たない敷地への移転は、ＩＰ21の目標達成に向けた大きな1歩と評価した。
ジュロン・イースト地下鉄(MRT)駅に隣接して建設される総床面積60万2784平方フィートの新本部は4階建てポディウムと32階建てタワーから成り、2000年の完成が目指されている。ＪＴＣテナントのワンストップ・サービス・センターを成す同コンプレックスには450シートのカフェテリアや350シートのシアターテ、レクレーション・クラブ、ビューイング・ギャラリー、ビジター・センター、350台収用の駐車場、会議室、小売店舗、銀行、郵便局等も設けられ、ＪＴＣ自身で使用するスペース以外は賃貸される。また旧本部ビル跡はより生産的な用途に再開発されると言う。(ST,BT,LZ:8/6)
|