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1997-08-06 ArtNo.11525
◆＜星＞シーゲート、ディスク・メディアにＵＳ＄１億追加投資
【シンガポール】シーゲート・テクノロジーは、今年12月までに1億米ドルを投じて、シンガポールにおけるディスク・メディア製造業務を拡張する。
シーゲートが4日発表したところによれば、これにより同社のシンガポールにおけるディスク・メディア事業への累積投資額は3億米ドルに拡大する。トゥアスとウッドランズのディスク・メディア工場は同社の1億ユニット以上の年産量の59％に貢献している。
トゥアス工場は1996年にコナー・パリファラズが当時建設中だったものを買収したもので、四半期ベースで1000万ユニット以上を製造、同社のディスク・メディア生産の42％に貢献している。世界一の規模を有する同工場はほぼフル稼働している。
昨年11月に不純物の混入で一時操業を停止したウッドランズ工場は今年2月に再稼働した。同工場は生産ライン1本だけだったが、2本目が最近完成、3本目も増設中だ。1億米ドルの追加投資の大きな部分も第3ラインの増設に投じられる。
シーゲートはディスク・メディアの生産を徐々に拡大、今では社内需要の80％を賄っている。また世界市場の18％のシェアを握り同業界のトップに立ったが、このことがコマッグを初めとするマーチャント・ディスク・メディア・サプライヤーに深刻な影響を与えている。(ST,BT,LZ:8/5)
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