1997-08-05 ArtNo.11524
◆<印度>ペトロネット、パイプライン事業に26%出資
【ムンバイ】インド全国のパイプライン敷設事業を手がけるために石油会社各社が共同で設立したペトロネット・インディアLtdは、Bharatペトローリアム・コーポレーションLtd(BPCL)と、492クローのCochin-Karur間及び588クローのBina-Jhansi-Kanpur(BJK)間のパイプライン工事を進める計画で、両社は2プロジェクトにそれぞれ26%ずつ出資する見通しだ。
ペトロネットのLuv Chhabra重役(MD)によれば、Bina製油所とコーチン製油所(CRL)の異なる需要に応じる2プロジェクトは別個の合弁事業として進められ、Cochin-KarurプロジェクトにはCRLが、BJKプロジェクトにはオマーン・オイル・カンパニーがそれぞれ参加する見通しだ。BPCLはプロジェクトの実行及び保守に責任を負う。他の地域のパイプライン・プロジェクトもほぼ同様な形式で進められ、ペトロネットとプロジェクト・プロモーター及び石油精製所のオーナーが各26%を出資、残りはそれぞれのプロジェクトに特別の関係を有する石油会社、金融機関、一般投資家が引き受ける。これらには、アジア開発銀行(ADB)、国際金融公社(IFC)、コモンウェルズ・デベロプメント・コーポレーション(CDC)等の国際基金も含まれる。(ET:8/4)
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