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1997-08-05 ArtNo.11510
◆<星>DSI、記憶技術R&Dコンソーシアム組織
【シンガポール】データ・ストーリッジ・インスティテュート(DSI)は先週、IBM、モトローラ、富士通、日立、及び地元のシリコン設計会社シリアル・システムズと、データ記憶技術の開発に関わるコンソーシアムを組織する契約を結んだ。
コンソーシアムの名称は、HDDのデータ読み書きをつかさどるチャネル・チップ技術の名称をそのまま用い、マルチレベル・ディシジョン・フィードバック・イクアリゼーション(MDFE)。各パートナーは同技術を応用、共同でチャネル・チップの高速化を図る。
DSIのディレクター、ロウ・テックセン氏によると、チャネル・チップ技術は現在、HDDを中心に使用されているが、今後は光学ドライブやDVDなどにも広く使用される可能性がある。同チップの市場は現在およそ10億米ドルと推定され、年率30%の成長を遂げている。同チップは1個当たり6~12米ドルで、全てのHDDに組み込まれている。世界のHDD年間生産台数は現在1億500万台だが、2000年までに1億8000万台に達すると予想されており、ロウ氏は、HDD分野だけでも同チップの将来性は非常に大きいとしている。
各パートナーはそれぞれ人材、技術、資金を提供し合いR&Dを進める。初年度の予算は250万Sドル、スタッフは30人、うち16人はDSIから派遣される。DSIは東芝、テクトロニクス、シリコン・システムズにも参加を求めている。R&Dの成果はデータ記憶機器のパフォーマンス向上と業界のコスト節減に役立たせるため公開される。DSIは1992年、シンガポールのデータ記憶機器産業を強化するため国家科学技術局(NSTB)により設立された。現在、データ記憶分野の専門家をを中心に160人のスタッフが勤務している。(BT:8/4)
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