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1997-08-04 ArtNo.11495
◆<星>三菱化学、S$4千万投じ有機光導電体工場建設
【シンガポール】三菱化学は4000万Sドルを投じてシンガポールにフォト・コピアやレーザー・プリンター用トナー・カートリッジの主要原材料になる有機光導電体(OPC:オーガニック・フォト・コンダクター)の製造工場を建設する。
三菱化学の三浦昭社長が1日催された三菱ケミカル・インフォニクス(MCI)の4億5000万Sドル新工場の開所式の席上明らかにしたところによると、OPC工場は来年5月に稼働、当初月間27万ユニット、最終的に60万ユニットの製造を目指す。製品はゼロックス、シャープ、ミノルタ等に供給される。同社は日本と米国にもOPC工場を有する。
MCIはこれ以前からシンガポールに7000万SドルのCDリコーダブル(CD-R)製造施設を有し、このほど完成した新工場、そしてOPC工場を合わせると、三菱化学のシンガポールにおける累積投資額は5億6000万Sドルに達する。
この日オープンした新工場は2億5000万Sドルのディスク・メディア部門と2億SドルのCD-R/CDリライタブル(CD-RW)ディスク部門から成り、50~60人の研究開発(R&D)スタッフを含む400人を雇用する。建設が予定されるOPC製造施設を含め3工場はいずれもトゥアスを拠点とする。
MCIの現在の年間製造能力はCD-R3200万ユニット、CD-RW140万ユニット、ハード・ディスク1200万ユニットだが、1999年までに4000万ユニット/2300万ユニット/3500万ユニットに拡大される。この他、来年からはデジタル・ビデオ・ディスク(DVD)の製造も開始される。
ディスク・メディアの大部分はクアンタム・ディスク・ドライブの製造を手がける松下寿に納入され、CD-Rは三菱化学傘下のVerbatimに供給される。三菱化学は目下ディスク・メディア市場の9-10%、CD-R市場の9%、CD-RW市場の50%のシェアを占めており、ディスク・メディア/CD-Rの市場シェアを20%以上に引き上げることを目指している。
米国のコマグはメディア需要の減退で下半期に73%の減益を予想、ストーメディアも下半期に赤字計上を見込んでいるが、MCIの小林重役(GM)は、今年の出荷量は20%以上の成長が見込めると強気だ。同氏によれば、世界のCD-R市場は2000年までに今日の2億3000万ユニットから6億ユニットに160%成長する見通しで、CD-RW市場については現在の100万ユニットから1億~1億5000万ユニットに拡大すると言う。(ST,BT,LZ:8/2)
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