1997-08-01 ArtNo.11472
◆<馬>ホスピタル・パンタイ、年内にテレメディシン装備
【クアラルンプル】ホスピタル・パンタイBhdは、今年末までに1000万Mドルを投じてクラン、チェラス、バンサル、ペナン、イポーのメディカル・センターにテレメディシン設備を設ける。
ホスピタル・パンタイのモクザニ・マハティール会長が水曜(7/30)の年次総会後語ったところによれば、テレメディシン施設は当面、腫瘍学、放射線学、病理学、心臓学領域に照準を合わせる。これにより傘下のメディカル・センターは相互にコンサルテーションを提供できるだけでなく、ドイツ、フランス、米国の医療機関とも情報交換できる。
またクアラルンプルのバンサル、ジョホール州、スラゴール州に新たに3つのメディカル・センターを設け、今年末までには全国に8つの診療施設も開設する。これらの診療施設は既存のメディカル・センターを補完する。各診療施設の開設コストは100万~150万Mドルで、総額500万Mドルが投じられる。バンサル・メディカル・センターのコストは8500万Mドルと見込まれ、グループの中心施設になる。なおシンガポールのパークウェイ・ホールディングズLtdの権益売却は、域内市場進出以前にマレーシア市場を固める戦略に基づくものと言う。(NST,STAR:7/31)
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