1997-08-01 ArtNo.11468
◆<星>IPC、半期にS$1880万純益計上
【シンガポール】IPCコーポレーションは今年上半期(1-6月)に昨年同期の530万Sドルを253.5%上回る1880万Sドルの純益を計上した。
IPCは昨年は通年で2390万Sドルの損失を出していたが、水曜(7/30)記者会見したパトリック・ギアム会長は、下半期も同様の売上と収益を維持できそうだと語った。
キャッシュ・フローに関しては、韓国のサンウー・グループがIPCの6%の権益を3960万Sドルで購入する計画は、韓国政府の認可を得られず、白紙に戻されたが、1対5の株主割当で6600万Sドルを調達する計画はシンガポール証取(SES)の内諾を得ている。さらに台湾の関連企業2社の売却により1110万Sドルが得られるため、キャッシュ・ポジションは一段と改善される。ギアム氏は、このため従来通りの事業展開が今後も可能と語った。
今年度上半期の売上は2億7050万Sドルと、昨年同期の7億3840万Sドルから大幅に縮小したが、ギアム氏は、今後は売り上げよりも利益を重視していくとしている。(ST,BT,LZ:7/31)
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