1997-07-31 ArtNo.11456
◆<馬>レノン/DRB-Hicom、マラヤ鉄道民営化で衝突
【クアラルンプル】マラヤ鉄道KTM Bhd民営化計画のパートナーを務めるレノンBhdとDRB-Hicomが秒読みに入ったKTMの支配権掌握を巡り鍔迫り合いを行っている。
両パートナーは、これ以前に半島マレーシアを縦断し、シンガポールに至る高速列車プロジェクトに関して異なる計画案を政府に提出していたが、今回は民営化の機関車を務める新会社Marak Unggul(MU)の資本構成を巡り相矛盾するステートメントを発表した。
レノン社幹部は先週金曜、MUに対する同社の出資率を50%から51%に引き上げ、KTM支配権を確立する考えを明らかにしたが、DRB-Hicomのサレー・スロン会長は月曜レノンの出資率は50%に維持されると指摘、巷間の噂に関わらず各パートナーの出資率に変更は加えられないと強調した。(BT:7/30)
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