1997-07-30 ArtNo.11449
◆<印度>プジョー、CKDキット400台分の暫定輸入許可獲得
【ムンバイ】PALプジョーLtd(PPL)は、CKD(完全現地組立)キット輸入ライセンスの更新はまだ認可されないものの、プジョー309CKDキット400台分の暫定輸入許可を獲得した。
PPLは1997/98年分としてプジョー309のCKDキット1万8000台分の輸入ライセンスを申請したが、当初の覚書の中で約束した輸出目標を達成しなかったため、ライセンスの更新が未だに認められていない。
関係覚書に輸出義務の免除条項を予め加えていた他社は、ライセンスの更新を認められている。PPLはこうした不平等な待遇に不満を訴えているが、当局は全く耳を貸そうとしていない。興味深いことは、インド政府はCKD輸入を部品輸入と見なし、低関税を適応することを検討しているとされ、アナリストは、そうなればCKDキットは一般輸入品目に分類されるため、輸出義務そのものが無効になると評している。(ET:7/29)
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