1997-07-29 ArtNo.11420
◆<星>ロイター、新パッケージでRBB販促
【シンガポール】ロイターは昨日(7/28)ブギス・ジャンクションでRBB(ロイター・ビジネス・ブリーフィング)インターネット・フレンドリー・バージョンをアジアで初めて公開、域内法人市場の開拓に乗り出した。
RBBそのものは、9ヶ月前からサービスを開始しており、新しいものではないが、今回はPC(パソコン)やMac、旅行中ならラップトップさえあれば、いつでもどこでもアクセス可能な複数の新パッケージ(インターネット:ヘッドライン,サーチ/イントラネット:ターゲット,セレクト)が紹介されている。
マーク・トラセンスター重役(アジア地区ビジネス情報製品担当MD)によると、今回公開されたRBB新パッケージには子会社のTibcoにより開発されたマルチキャスト・プッシュ・テクノロジーが応用されており、同じ情報が同一機構内の全ての公認ユーザーに同時に配信される。あるいはこれらのユーザーはいつでも同時にRBBにアクセスできる。
“ヘッドライン”は誰でもアクセス可能なニュース見出しの一覧で、一般ビジネスマン向け。他のパッケージのいずれか1つを契約しさえすれば、目下のところ無料で提供される。
“ターゲット”は最大9000のインターネット・ユーザーに捷報を配信、最低10人単位で1ユーザー当たり月額契約料は1~8米ドル。
“セレクト”は最大1000人の第一線スタッフに多少詳細な情報を提供、やはり最低10人単位で1ユーザー当たりの月額契約料は5~95米ドル。
そしてトップ・エンドの“サーチ”は調査担当者や上級マネージャー向けにインターラクティブなフル情報を提供する。月間契約料は20時間のオンライン・アクセス・ブロックが各750米ドルと言う。(BT:7/28)
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