1997-07-28 ArtNo.11413
◆<馬>オプトロニクス、アビオニクスと提携し航空産業に進出
【クアラルンプル】マレーシアン・オプトロニクス・システムズSdn Bhd(MOS)は25日、航空機関連システム統合技術の獲得を目指し、インテグレーテッド・アビオニクスSdn Bhdと協力協定を結んだ。
MOSの会長代行を務めるサマオン・アハマド少佐が25日語ったところによれば、マレーシア・テクノロジー・デベロプメント・コーポレーションSdn Bhdが33%出資するMOSは、1995年に設立されて以来、マーシア軍へのレーザー距離測定機、夜間透視眼鏡、夜間透視双眼鏡の納入や保守契約を獲得している。しかし市場シェアは小さく、初年度の営業額は300万Mドル前後に過ぎなかった。アビオニクスとの提携を通じて航空機サブ・システムのサプライ等、航空機産業に進出、営業額を少なくとも2倍に拡大することを目指す。関係技術はアビオニクスの南アフリカにおける合弁会社アドバーンス・テクノロジーズ・アンド・エンジニアリングCoから得ることができる。マレーシア市場におけるプレゼンスが確立した後、同社はアジア太平洋地域市場における大型契約の獲得を目指すと言う。アビオニクスのラヒム・サラム重役(MD)によると、今回の協力協定を通じて両社はアビオニクス及びオプトロニクス領域の技術の相互移転が可能と言う。(NST,STAR:7/26)
|