NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1997-07-28 ArtNo.11411
◆<馬>証券委員会、バクン事業の上場延期を大蔵省に提言
【クアラルンプル】マレーシアの証券委員会(SC)は大蔵省に対してバクン水力発電ダム事業を進めるバクン・ハイドロエレクトリック・コーポレーションBhd(BHC)の公募上場計画を延期するよう提案したもようだ。
消息筋によれば、SCはBHCの公募に対する投資家の反応が低調なら、証券市場全体沈滞し、市況の回復には長時間を要すると判断、こうした状況はどうしても回避せねばならないと見ている。証券会社のアナリストらはその顧客にハイ・リスクで投資の還流に長期間を要するBHC株に手を出さぬようアドバイスしているとされる。またBHCの主要株主のEkran Bhdの株主割当は62.8%の引受不足を来たし、ティン・ペクキイン会長が8億6100万Mドルを注入して、不足分を自ら引き取る事態も生じている。
譬えSCのアドバイスがなかったにしても、BHCの公募/上場計画がスケジュール通り実行されるかどうかは疑問で、その理由の1つにはBHCと主請負業者のアセア・ブラウン・ボベリの下請け契約発注を巡る対立が挙げられる。両社代表は先週木曜6時間に及ぶ会議を行ったが、話し合いはもの別れに終わっている。もう1つの理由はBHCの上場目論見書の内容をSCが厳しく非難、中立機関に評価のやり直しを委ねるよう勧告したこと。
しかし政府がSCの提案を受け入れ、BHCの公募計画が延期されることになれば、プロモーターのティン・ペックキイン氏は新たな打撃を受けることになる。ティン氏は既にEkranの株主割当の引受資金を調達するためそのグループを再編、ウェンブリー・インダストリーズの持ち分売却を強いられている。同再編計画はなおSCの認可を要すると言う。(ST:7/26)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.