1997-07-26 ArtNo.11395
◆<馬>クアンタム、ペナン工場にM$6千万追加投資
【ペナン】クアンタム・パリファラルズ・マレーシアSdn Bhd(QPM)は、6000万Mドルを追加投資して設備を拡張、グループのテクノロジー・センターとして、世界の顧客に対するサービスの改善を図る。
QPMのリム・ヘンジン重役(MD)が24日語ったところによると、6000万Mドル中4000万Mドルは、設備の拡充に投じられ、バヤン・ルパス自由貿易地区の12万6000平方フィートの既存施設は、5万3000平方フィート拡張される。
またMR(マグネット・レジスティブ)製品用クリーン・ルームの建設等に2000万Mドルが充当される。
QPMが最近設けた故障解析ラボは、米国の同社デザイン・エンジニアに基礎原因解析に関わるフィードバックを提供する。マレーシアの故障解析エンジニアと米国のデザイン・エンジニアの共同作業は高品質なハード・ディスク・ドライブ(HDD)供給者としての地位を一層強化する。
QPM工場の自動化はパートナーの松下寿に委ねられる。これにより、QPMの現在の従業員1400人は来年も2000人を超えぬ範囲に維持される。同社は目下50-60人のエンジニアを擁するが、今年は25人が新規雇用される。
クアンタムはまた向こう12-18ヶ月間にシンガポール、インドネシア、欧州、米国の施設の拡張を図る。同社の全世界の製造スペースは目下320万平方フィートだが、1億2000万米ドルを投じて150万平方フィート拡張される。1997年6月期のグループ四半期売上は前年同期比26%増の14億5000万米ドルに達した。(STAR:7/25)
|