SEAnews 1997-07-24 ArtNo.11364

【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を目指すPasdec Holdings Bhd(PHB)は、6億Ｍドルを投じてタンジョン・アピに242ｈａの埋め立て地を造成、観光／住宅複合開発を進める。
パハン州経済開発公社(PKNP)の子会社ＰＨＢの会長を兼ねるパハン州のモハド・カリル・ヤアコブ首席大臣が、22日催されたＰＨＢの公募引受契約調印式後に語ったところによれば、南中国海／クアンタン・リバー／ロイヤル・パハン・ゴルフ・クラブ／タンジュン・トゥンブリン岬に臨む景観に恵まれた同地の埋立工事は来年3月にスタートするが、Pasdecは造成された埋め立て地の一部のみを独自に開発、残りは来年半ばに公開入札にかける。
不動産開発の他、煉瓦製造、プロジェクト・マネージメント、採石場の経営、ゴルフ・クラブの管理等を手がけるＰＨＢは、2008年までに年商13億Ｍドルの達成を目指している。1996年度の営業額は1億780万Ｍドル、利益は1960万Ｍドルだった。ＰＨＢは今回額面1Ｍドルの新株1800万株と譲渡株2770万株を1.80Ｍドルで公開する。これに伴い授権資本は2億Ｍドル、払込資本は1億8000万Ｍドルとなり、ＰＫＮＰの持ち分は70.7％に縮小する。(STAR,MBT:7/23)