1997-07-24 ArtNo.11359
◆<星>フォルクスワーゲンにBHQステータス
【シンガポール】経済開発局(EDB)から22日、ビジネス本部ステータス(BHQ)を認められたドイツの自動車製造会社フォルクスワーゲンは、来年1月までにスペア・パーツ・センターをシンガポールに開設する。
1991年に開設されたフォルクスワーゲンのシンガポール・セールス・オフィスは、今や中国と日本を除くアジア市場全体をカバーする開発/戦略企画/顧客支援サービスを手がけている。
チャンギ空港近くに4階建て、8000平方フィートの倉庫が完成すると、5万品目、総額2000万(S$1620万)~3000万マルクのパーツが保管され、アジア太平洋地域のどこへでも24時間以内にスペア・パーツを届けられるようになる(業界の標準は48時間)。同センターはドイツ企業Schenker Internationalにより建設される。フォルクスワーゲンは向こう5年間にアジア太平洋地域の市場シェアを現在の9%から15%に拡大する計画だ。
EDBのフィリップ・ヨー会長によると、シンガポールには、この他、ベンツ、BMW、ボルボが地域本部を開設している。(ST,BT,LZ:7/23)
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