1997-07-23 ArtNo.11354
◆<印度>専門委、基準満たさぬ電気通信機器の購買提案
【ニューデリー】電気通信事業委員会により設立された、専門部会は国際電気通信連合(ITU)により定められた基準を満たさぬ電気通信機器の購買を認めるよう提案した。
電信局(DOT)傘下のインディアン・テレフォン・インダストリーズにより納入されるATN Bosch社製SDH(スタンダード・デジタル・ヒエラルキー)極超短波機器はRSTモードに準拠し、ポイント・ツー・ポイントの通信が可能だが、他のITU基準に準拠した通信機器との互換性がない。また電気系統の故障を表示する機能もない。しかし専門委員会は、こうした問題は存在するものの、金融ペナルティーと2Mb(メガビット)の外部シンクロナイゼーション・シグナルの増設を条件に同機器の納入を認めるよう提案した。この種の改良には2ヶ月を要すると言う。(ET:7/22)
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