1997-07-23 ArtNo.11351
◆<馬>鉄鋼連盟、民営化に伴う公益事業費高騰に警鐘
【クアラルンプル】マレーシア鉄鋼産業連盟(MISIF)は、公益事業費の高騰が業界の国際競争力に影響を及ぼしているとし、政府に民営化後の公共事業の効率を点検するよう求めた。
MISIFの調査によれば、インダ・ウォーター・コンソーシアムの料金、電気料、道路通行料、トラック道路税、運送費、港湾料の上昇が同業界の生産コストを押し上げている。この種のコストは1985年以来86%アップしたが、上げ幅が大きいだけでなく、頻度も多く、電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)は最近また12ヶ月以内に値上げを行うと発表した。電炉使用会社のエネルギー・コストは総生産コストの15%を占めてきたが、最近の電気料の引き上げでその比率は17%にアップしたと言う。(NST:7/22)
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