SEAnews 1997-07-22 ArtNo.11336

【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すＹＬＩホールディングズBhdは1999年3月期までに各種ダクタイル鋳鉄製品の月産能力を現在の1000トンから2000トンに拡大する計画で、これに伴い営業額と税引き前利益の20～25％の成長を見込んでいる。
ＹＬＩのロー・ヨックヨン重役(MD)が先週土曜に催された公募抽選会後語ったところによると、ダクタイル鋳鉄製のパイプ、備品、サドル、ジョイント、カップリング、マンホール・カバー、ゲート・バルブ、エア・バルブ、消火栓等の製造を手がける同社の1997年3月期税引き前利益は725万Ｍドル、営業額は3266万Ｍドルだった。1998年3月期には9.5％増の794万Ｍドルの税引き前利益を見込んでいる。目下同社は製品の99％を国内市場に向けているが、来年度は輸出額が生産総額の20～30％を占める見通しだ。同社の製品は今年3月ＳｉｒｉｍからＢＳＥＮ45：1995の認定を受けた。
ＹＬＩは635万6000株を1株2.80Ｍドルで公開、一般公募分は36.13倍、ブミプトラ公募分は48.86倍の応募超過が記録された。(NST,MBT:7/21)