1997-07-22 ArtNo.11334
◆<馬>テクトロニクス、国内営業額年率40%の成長見込む
【クアラルンプル】米系Tektronixは、香港の太平洋地域事務所のビデオ・アプリケーション開発センターとして機能し、ビジネス・デベロプメント業務を手がけるTektronixサウスイースト・アジアLtd代表事務所をマレーシアにオープンした。
計測/カラー・プリンティング/ビデオ/ネットワーキングを手がけるテクトロニクスのC.N.ウォン重役(アジア太平洋地域ビデオ事業担当)によると、200万Mドルを投じて設けられた新事務所には12人が勤務、マレーシアの顧客にサービスと支援を提供している。同事務所はASEAN地区ではシンガポール事務所に次ぐが、来年はトップに浮上、マレーシアはグループ営業額の34%に貢献する見通しだ。昨年はASEAN営業額は39%成長したが、マレーシアの営業額は50%以上の伸びを見た。マレーシア・ビジネスは向こう数年40%台の成長を維持する見通しだ。
マレーシアのカラー・ワークグループ・オフィス・プリンター市場では45%のシェアを占める同社の最大のライバルはヒューレット・パッカード。アジア太平洋地域売上は20~25%の成長が見込め、2003年までに年商1億米ドルを目指していると言う。(コンピュータイムズ:7/21)
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