1997-07-22 ArtNo.11333
◆<星>5月の小売指数、前月比4.5%、昨年同月比1%アップ
【シンガポール】シンガポール消費者の5月の購買意欲は、4月より多少改善した。特に百貨店/スーパーの小売り活動には、今年初以来初めて上昇基調が回復、5月の小売販売は20億7300万Sドルと、4月の19億8400万Sドルから4.5%アップした。しかしながら昨年同月比では、1%の上昇にとどまった。
統計局の報告によれば、前月比で見ると自動車販売が0.7%下降したのを除き、全ての部門の売上げがアップ、自動車販売を除外した小売り指数は前月比5.9%上昇した。
百貨店/スーパーは今年1月以来ずっとマイナス成長を記録してきたが5月には前月比11.6%アップし、伸び率で各部門のトップに立った。家具家庭用品と雑貨店の売上は6.5%と4.4%それぞれ上昇した。ガソリン・スタンド、繊維/衣料/個人用品もプラス成長を記録したが、伸び率は1%以下にとどまった。
ケータリング業界の営業指数は前月比3.7%、昨年同月比0.4%、それぞれアップ、レストランとファーストフード店の売上げが前月比各5.9%と4.8%の上昇を見た。しかし喫茶店等のその他のケータリング部門の売上げは前月比1.4%の伸びにとどまった。(LZ,BT:7/21)
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