1997-07-21 ArtNo.11322
◆<馬>セントラル硝子、PJS/カザナとEガラス製造
【クアラルンプル】セントラル硝子は18日、地元企業PJSインダストリーズSdn Bhd、政府投資会社カザナ・ナシオナルBhdと、ハイテク製造事業に広く使用される複合材料Eグラスファイバーの製造に関わる合弁契約を結んだ。
払込資本2200万Mドルの合弁会社マレーシアン・セントラル・ファイバーグラスSdn Bhdには、セントラル硝子が25%、PJSが55%、カザナが20%出資する。新会社はクダ州スガイ・プタニ近郊チンタ・サヤン・インダストリアル・エステートの4.04haの土地に1999年半ばの完成を目処に新工場を建設する。建設工事は今年末にはスタートする。当初投資額は1億1000万Mドルで、新工場の年間製造能力は9600トン、内5000トンは地元市場に向けられ、残りは輸出される。
Eグラスはディスク・ブレーキ、自動車ボディー、輸送用コンテナ等の材料として広く使用され、初年度に8000万Mドルの売り上げが見込まれている。原料のシリカ、カオリン、石灰岩、灰硼鉱等はマレーシア国内に豊富に存在すると言う。(NST:7/19)
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