1997-07-21 ArtNo.11319
◆<馬>ホンリョン、ヤマハとバイクの輸出拡大協議
【クアラルンプル】ホンリョン・インダストリーズBhd(HLIB)傘下のホンリョン・ヤマハは、ASEAN諸国へのオートバイ輸出拡大を認めるようヤマハに求めている。
HLIBのロン・リム重役(MD)がホンリョン・ヤマハ・コンプレックスの落成式及びH.L.ヤマハ・モーター・リサーチ・センターSdn Bhd設立契約(49:51の合弁)調印式後語ったところによると、ヤマハとの元々の契約はマレーシア国内市場をターゲットにしたものだったが、これまでにシンガポールとベトナムに完成車を、インドネシアと日本に部品の輸出を行っている。2003年のASEAN自由防疫地域(AFTA)の実現に向け他のASEAN市場開拓の機会が生じているが、これはヤマハの支援下に初めて実現できる。
1億Mドルを投じて建設された新コンプレックスはホンリョン・ヤマハのセールス/マーケッティング/製造/研究開発(R&D)/製品企画/流通部門を全て1つの屋根の下に収容、製造部門は1100人を雇用、102~535CCの各種オートバイを1シフトで1万5000台製造できる。
ホンリョン・ヤマハのハノイにおけるCKD(完全現地組立)生産合弁は今年末までにベトナム当局の認可が得られるものと期待している。同社が昨年買収したドイツのMuZ Motorrandund Zweiradwerkはホンリョン・ヤマハのR&D、取り分け中国におけるそれに支援を提供する。
国内オートバイ市場は過去5年間に年率7.6%の成長を遂げたが、同社の今年上半期の生産と販売は各27%と26%の成長を見たと言う。(STAR,NST,MBT:7/19)
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