【シンガポール】ジュロン・エンジニアリングLtd(JEL)が70%出資する現地合弁の鉄工所Song Da Jurong Construction Co Ltdが今月初め、ベトナムにオープンした。
JELが発表したところによれば、ハイフォン市から100キロのCamリバー河畔に設けられた新工場はこれまでに500トンの各種鋼材の製造と工事契約を獲得、初年度に1200万米ドルの売り上げを見込んでいる。年商は5年内に2000万米ドルに達する見通しだ。第2期工事が完成すれば、競争力でも、付加価値生産でもベトナムのトップに立ち、またインドシナにおけるトップクラスのEPC(エンジニアリング/資材調達/建設)請負業者になる。JELは今後もEPC契約やBOT(建設/経営/引渡)インフラ・プロジェクト、独立電力供給業者(IPP)プロジェクトをターゲットにその事業のリージョナル化を図っていくと言う。(ST:7/18)