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1997-07-19 ArtNo.11300
◆<星>コンソーシアム、モノレール計画を陸運局に提出
【シンガポール】不動産デベロッパーやバス会社6社から成るコンソーシアムがブギス・ジャンクションとマリーナ・センターを結ぶ全長2キロのモノレールの建設を陸運局(LTA)に申請した。
消息筋によれば、コンソーシアムは同モノレールを建設後、一定期間経営し、コストの回収と投資収益の実現を図る計画だ。
コンソーシアムには、サンテク・シティー・デベロプメント、ポンティアック・マリーナ(ミレニア・シンガポールのオーナー)、ブギス・シティー・ホールディングズ(ブギス・ジャンクションのオーナー)、Tibs(トランス・アイランド・バス・サービス)ホールディングズ、コンフォート・グループ(タクシー会社)、シンガポール・エクスプローラー(市内観光バス会社)が名を連ねており、政府の認可が下りれば、更に多くのメンバーが加わるものと見られる。同プロジェクトから恩恵を受けるマリーナ・センターのオーナー、マリーナ・センター・ホールディングズがコンソーシアムに加わるか否かは、まだ明らかでない。マリーナ・センター・ホールディングズの主要株主には、やはりモノレール計画から利益を受けるザ・ゲートウェイのオーナー、シンガポール・ランドも含まれている。
モノレールは沿線のホテル6店、ショッピング・コンプレックス4カ所、オフィス・ビル10棟に奉仕する。これらの地区にはエンターテーメント・エリアに指定された19haのブギス地区も含まれ、商業スペースは1200平方フィートに達するが、ホンコン・ランドがザ・エスプラネード・プロジェクトを完成させれば、更に多くの商業スペースが追加される。マリーナ・センターとシティー・ホール地下鉄駅の間には地下街が設けられるが、同地下街はモノレール計画と相互補完しあうことになると言う。(ST:7/18)
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