1997-07-18 ArtNo.11297
◆<印度>Uttam、オリッサに1万クロー製鉄所建設へ
【ブバネシュワル】ムンバイ拠点のUttam Steel Ltd(USL)は15日、オリッサ州政府と、同州Duburiに年産250万トンの総合製鉄所を建設することに関する覚書を交換した。
プロジェクトは2期に分けて進められ、第1期プロジェクトでは、年産125万トンの施設が設けられ、投資額は2000~3000クロー、第2期プロジェクトも含めると、投資額は7000~1万500クローに達する。製鉄所の主要製品は熱間圧延/冷間圧延コイルと亜鉛メッキ鉄板。
USLは従来型の高炉を用いるか、最先端のCOREX技術を用いるか、研究中だ。後者は低品質の鉱石を用いても従来型の高炉を25%上回る生産性を発揮するが、オリサ産の鉄鉱石は高品質で知られている。
USLは3000エーカーの土地を必要としており、オリッサ州政府はGanapathi Iron & Steel社向けに確保していた用地をUSLのプロジェクトに転用する方針を決めたと言う。(ET,IE:7/17)
|