SEAnews 1997-07-18 ArtNo.11293

【クアラルンプル】ドイツの総合電機会社シーメンスＡＧはマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)における営業に当初3000万Ｍドルを投資する計画だ。
シーメンス・エレクトリカル・エンジニアリングSdn BhdのChristian Udbanke重役(MD)によると、同投資には子会社シーメンス・マルチメディアSdn Bhdの設立費用が含まれるが、ＭＳＣに設けられるオフィスや建物のコストは含まれていない。3000万Ｍドルは主に設備、研究開発(R&D)、訓練に用いられる。
ＭＳＣのフラッグシップ・アプリケーションの中では、特にスマートカードとエレクトロニク・ガバメントに注目している。この他、顧客にマルチ・ベンダー・ソルションを提供するセンターとネットワークの構築、製品の開発／製造／マーケッティング／流通を統括する経営管制システムの確立、フラッグシップ・アプリケーションに関わるソフトウェア事業、ＭＳＣ内の電子機器の保守を中心とした地域技術支援・サービス・センターの設置、地域ＩＴトレーニング・センターの開設等が計画されていると言う。(STAR:7/17)