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1997-07-18 ArtNo.11290
◆＜馬＞オートインダストリーズ、第３工場／Ｒ＆Ｄ投資計画
【クアラルンプル】オートインダストリーズ・ベンチャーズBhd(AIV)は向こう数年間に1000万～1200万Ｍドルを投じ、第3工場を設ける計画だ。
ＡＩＶのアブドル・ラザ・ハルン重役(MD)が16日催された公募抽選会後語ったところによると、向こう数年間に手がけるプロジェクトを配慮した場合、既存工場だけでは不足なため、目下シャー・アラム及びクランの既存工場付近に4ｈａ程度の用地を物色している。
一方、クランの既存工場は目下1万平方フィートの拡張工事中で、品質管理／デザイン／製品開発能力の向上を目指す研究開発(R&D)施設も設けられる。Ｒ＆Ｄ施設には、ツール、オプティカル装置、試験装置、精密測定装置、コンピューター・ハード／ソフトウェアーが含まれ、こうした施設に200万Ｍドルが投じられる。また床面積の拡張費用は130万Ｍドル。同社はＱＳ 9000ステータスの取得も目指している。
同社の昨年の営業額の81％は国産車製造元プロトンに関わるもので、プロトンへの依存軽減策の一環としてインド市場の開拓が図られる。同社は国内市場中心の部品会社から国際的な相手先商標製造業者(OEM)に変身を遂げることを目指している。
クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すＡＩＶの一般公募分は44.19倍、ブミプトラ公募分は53.28倍の応募超過となった。(NST,STAR:7/17)
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