1995-04-05 ArtNo.1129
◆欧州連合、<星>製品に対する一般特恵関税優遇を削減
【シンガポール】今月1日から欧州連合(EU)は1人当たりの国民総生産(GNP)が6000米ドルを上回る国からの輸入品に対する一般特恵関税(GSP)の恩恵を50%カットした。
貿易開発局(TDB)が3日発表したところによれば、シンガポールを含む新興工業国から輸入される工作機械、コンピュータ、電器、集積回路等の製品が対象とされ、1998年までにシンガポールは欧州GSPの適応対象から完全に除外される。シンガポールは昨年EUに191億Sドルを輸出、内非石油製品輸出は131億Sドルに達したが、GSPの適応を受けたのは800万Sドルのみで、全体の0.1%にとどまった。したがってシンガポールが今回の措置により受ける影響は小さいと言う。(ST,BT,LZ:4/4)
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