1997-07-16 ArtNo.11260
◆<馬>いすゞ参加の合弁会社、初の国産4輪駆動車製造
【クアラルンプル】ディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)、HICOMホールディングズBhd、いすゞの合弁に成るマレーシアン・トラック&バスSdn Bhd(MTB)は、向こう18ヶ月間にマレーシア初の国産4輪駆動車を市場に投入する。
DRB-HICOMグループのモハド・サレー・スロン会長が14日催された傘下オートモーティブ・マニュファクチャラーズ(マレーシア)Sdn Bhd(AMM)の1億2000万Mドル借款契約調印式後語ったところによると、いすゞのプラットフォームに英国ロータスのスタイルが合体された国産4輪駆動車はパハン州プカンのAMM工場で製造される。MTBはプカン工場で製造される国産トラック及びその全ての部品の設計/製造/組立/市場開拓/流通を手がける。
AMMは目下プカン工場でプロトン・サトリア、プロトン・ティアラ及びシトロエンの他、4輪駆動車2種、イスズ・サイテーションとミツビシPajeroの製造を手がけている。目下の製造能力は月間4000台だが、18ヶ月以内に月間製造能力を8000台に拡大、余力で他社の車両組立を引き受ける。既に韓国双龍(Ssangyong)が4輪駆動車Mussoを年間500台ほど、同工場で製造することに関心を表明している。
AMMの拡張プロジェクトのコストは2億5000万Mドルで、今回調達した1億2000万Mドルもその一部に当てられると言う。(NST,MBT,STAR:7/15)
|