1997-07-16 ArtNo.11259
◆<星>自動車市況低迷に関わらず4ブランドの売り上げ拡大
【シンガポール】シンガポールの乗用車市場が低迷する中で、24ブランド中4ブランド、即ち三菱、BMW、マツダ、ホンダのみが今年上半期に売り上の成長を見た。
自動車販売業者協会(MTA)のメンバーが今年上半期に販売した自動車の台数は1万1889台と、昨年同期の1万4140台を16%下回った。同期の不振は主に自動車所有権証(COE)の発行そのものが減少したのに伴うものだが、昨年同期の数字も一昨年を大きく下回っていた。
三菱は新モデル、ランサーの人気とディーラーの値下げ及びサービス向上で、19.2%増の1633台を販売、メルセデス/トヨタを追い越しトップに浮上した。ホンダは7.6%増で4位を維持、マツダは54.8%増で14位から10位に、BMWは28%増の1096台で、7位から6位に、それぞれ浮上した。トヨタは23.9%減の1469台で3位に後退、2位のメルセデスも15.5%の売り上げ減を記録した。(BT:7/15)
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